社会を明るくする運動

“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くため、毎年7月に行われる全国的な運動です。令和5年で73回目を迎えます。

第73回社会を明るくする運動 岸田首相メッセージ

社会を明るくする運動の歴史

昭和24年7月1日更生保護制度ができ、犯罪者予防更生法が施行されました。戦後の荒廃した中にあって、街にあふれた子供たちの将来を危惧していた東京銀座の商店街の有志が法律の思想に共鳴し、昭和24年7月13日に 自発的に犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)を開催し、昭和25年から全国的に広まっていきました。
 こうした状況の中で法務府(法務省)は犯罪の防止と犯罪をした人たちの立ち直りには 一般市民の理解と協力が必要であるとして、 この啓発運動を発展させるべく 第60回平成22年の運動において、公募と有識者による選考委員会を経て 新名称“社会を明るくする運動”犯罪や非行を防止し立ち直りを支える地域のチカラ、が定められ 地域に根ざした国民運動として全国的に展開されています

幸せの黄色い羽根

更生保護のシンボルマークである黄色い羽根は,刑期を終え出所した男性をあたたかく迎える夫婦愛を 描いた映画幸福の黄色いハンカチ(昭和52年,山田洋次監督)から着想を得て,長 崎地区保護司会が平成 21年に“社会を明るくする運動”での活用を始めたもので, 平成 23年からは全国で“社会を明るくする運動”への賛同を示す身近な協力の印として、使用されています。
山田洋次監督が幸せの黄色ハンカチを作るきっかけとなったのは、寅さんの映画撮影時に倍賞千恵子さんが口ずさんだ「幸せの黄色いリボン」の歌詞を聞いた時と言われています。
その後日本を嫌っていた原作者「ピート・ハミル」から日本だけの上映を条件に映画化。しかし完成した映画を見た「ピート・ハミル」が感動し、全世界への上映が出来るようになった逸話が残っています。